ケニアにおける製品ニーズや市場情報
ケニアでは、Kenya Medical Supplies Authority (KEMSA) が医薬品・医療用品の国際公共調達を実施しています。
人口10万人当たりの死亡要因上位10位の半数は感染症です。結核、HIV、マラリア感染者数は年々減少し世界平均との差は縮まってきていますが、全体として世界平均より高い傾向にあります。
2019年以降、HIV、結核に対するドナーからの拠出(資金援助)は減少し、マラリアは増加しています。結核はドナー、保健省双方からの拠出減少により全体として資金提供が45%減少しています。
ケニアにおける主な医療分野市場は医療用消耗品部門や画像診断機器部門です。各部門で海外から輸入している製品は、包帯・ドレッシングやCTスキャナなどが挙げられます。
ケニアにおいては、調達と納品の遅れ、在庫及び倉庫管理、将来の資金確保が課題となっています。
