国際公共調達情報プラットフォーム

国際公共調達参入のファーストステップ(UNGM登録方法)

国連グローバルマーケットプレイス (UNGM)とは、多くの国連機関が共用するデータベースです。2022年時点で、30の国連機関が使用しています。
国連の調達活動に参入するには、このUNGMへの企業登録が必須となります。登録自体は無料で可能です。


企業側がそれぞれ各国連機関の調達部門に登録しなくとも、UNGMへの1回の登録でほぼ全ての国連機関に登録ができる点が最大のメリットです。


登録はこちらのUNGMのウェブサイト(https://www.ungm.org/)から行います。


契約金額によって登録情報が異なる点にご注意ください。


UNGMレベル 契約金額水準
(1件あたり)
必要な登録情報
ベーシックレベル 15万米ドルまでの契約 ・登録会社名
・会社の最高幹部名
・会社の形態
・連絡先
・商品コード(UNSPSC)
・適格性の宣言
※書類提出は不要
レベル1 50万米ドルまでの契約 ・法人登記証明書(定款の証明書)
・信用照会先の情報(3社)
・企業情報
レベル2 50万米ドルを超える契約 ・3通の推薦状(取引先)
・財務諸表(直近3年分)

注1:契約の内容に応じて追加情報を必要とする場合があります。

注2:入札に参加するには、ベーシックレベルの登録が必要です。

注3:契約に至るには、適切なレベルでの登録が必要です。

出所)「UNGM企業登録制度」(国際連合 事務局活動支援局資料)


より詳しい登録方法については、下記の資料をご参照ください。

UNGM企業登録制度(国際連合 事務局活動支援局資料)


なお、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)からの資金による調達は必ずしも国連調達ではない点はご留意ください。

グローバルファンドの場合、各国政府による調達に委ねられることが多く、その場合、各国の政府調達ルールに従って調達が行われます。


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