グローバルファンド日本委員会(FGFJ)の概要
グローバルファンド日本委員会(FGFJ)は、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)を支援する日本の民間イニシアティブです。
エイズ、結核、マラリアという世界の三大感染症の克服のために日本がより大きな役割を果たせるよう、政府、学界、市民社会、経済界などの有識者や、超党派の国会議員の参加を得て様々な取り組みを行っています。国境を超える三大感染症の脅威とグローバルファンドの役割について理解を促進するとともに、感染症対策における日本の官民双方の国際貢献を強化すべく、政策対話、調査研究、意識啓発を行い、日本とグローバルファンドとの連携を促進しています。
より詳しくはグローバルファンド日本委員会の概要に関するサイトをご確認ください。
また、グローバルファンドの概要に関する資料についてもご参考に頂ければ幸いです。
グローバルファンドの仕組み
資金を受ける各国内に作られる「グローバルファンド国別調整委員会」(CCM: Country Coordinating Mechanism)とグローバルファンド事務局が協力して案件を形成し、申請書(コンセプト・ノート)を事務局に提出することからグローバルファンド内での案件検討が始まります。
その後専門家から成る技術審査委員会での審査や、国レベルでの調整検討、グローバルファンドの案件認定委員会による資金供与額の上限の決定などを経て、事務局が対象国の資金受入責任機関(プリンシパル・レシピエント:PR)とともに具体的な事業計画を伴った案件にまで詰めます。
最終的に実行可能とみなされた案件が理事会に提出され、そこでの審議を経て資金供与が承認されます。
事業の実施にあたっては、各国の保健省・財務省や国連機関、NGOなどがプリンシパル・レシピエントとして資金受け入れの責任をもち、個々のプロジェクトを実施するサブ・レシピエントに資金が支払われ事業が行われます。
より詳しくはグローバルファンドの仕組みについて説明したサイトをご確認ください。
